朝晩は10℃以下の日が多くなってきましたね。
朝の通勤、この時期になると太陽がキレイに上がってくる通りがあります。
少し早起きして道路で待機していると朝日が出てきました!
太陽の位置は季節ごと違うのでこの時期の街並みの絶景です(^^)/
アスファルトに朝日が反射して朝の通勤、散歩している人をシルエットにします。
こんな景色見ると一日始まるなーって感じがします('◇')ゞ
話は変わりますが、
たまには仕事の話です。
ストレート兼デジタルパーマの薬を変えました。
その名もディアテック(会社の名前)、デザインフリーGです。
以前使っていた薬の進化版になります。
下の3つの薬(1液)をお客様の髪の状態に合わせて僕が作っていく感じです。
何が違うのかをブログで伝えるのは難しいですが‥
今年の夏からこの薬に変えて何十人かのお客様を施術させていただきました。
簡単に言うと、
以前よりダメージが少なく
以前よりも柔らかく、
以前より色んな髪質のお客様にも
以前より早い時間でかかるようになりました。
ストレートパーマとデジタルパーマは特にダメージが大きい施術です。
もう少し理由を詳しくいきます。
まず、髪の毛はタンパク質で出来ていて弱酸性です。
パーマの工程は
1液で髪をアルカリ性にして髪の毛のキューティクルを開いて髪の中のタンパク質の鎖を切ります。
アイロンやロッドなどを使って熱でクセをつけます。
2液で作ったクセを固定します。
アルカリ性の1液を付けるとキューティクルが剥がれたり中のタンパク質も出ていってしまってダメージがでます。
アイロン、ロッドの熱でしっかり癖をつける時は100~180℃の高温でクセを付けます。
生卵に熱を与えると固くなってしまうように髪の毛もタンパク質です、固くなってダメージになります。
(髪は生卵よりは強いタンパク質ですが‥)
従来、美容院にある薬の中でもアルカリが強い薬のストレート、デジタルパーマの薬でしたが
今回の薬は1液のアルカリが弱くても鎖を早く切れるようになりました。
その分、キューティクルが剥がれにくくなって栄養も出ていきにくくなっています。
1液を変えたことで時短とダメージが少ないことで髪の質感も柔らかく仕上がるということです。
あとは、髪質によって細くダメージに弱い髪質なのにパーマがかかりずらい!
すぐとれてしまう!
というお客様もいます。
そんなお客様にはどうしても強い薬を短い時間で付けていました。
その髪質のお客様はタンパク質の鎖が少なく丈夫という特徴があります。
しかし、弱い薬の状態でも丈夫な鎖をしっかり切ってくれるのでそんなお客様にもかけることが出来ました。
ダメージが強いお客様は今まで断ることが多かった(切れてしまったりする可能性)のですが、ダメージレベルにはよりますが安心して施術できる範囲も広くなったことも言えると思います。
ちなみに熱のダメージはどうしてもしっかり癖をつけなくてはいけないので必須になるので全くダメージがゼロというわけではないです。
たまには真面目に美容院の施術を語ってみました(^^ゞ
長い文を読んでくださりありがとうございました。